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カリブ海で圧倒的なシェアを誇る海運会社が日本にあることを知っていますか?

私たち同和ラインは海運業界の中でもばら積み貨物と呼ばれる貨物専門家です。ばら積み貨物は、包装せずかつ大量に輸送される塩や砂糖、穀物などの貨物を指します。私たちはそうしたばら積み貨物をカリブ海、大西洋を中心に外国から外国へ荷主のオーダーに合わせて輸送します。
この為にばら積み貨物を専門に運搬する貨物船を多数就航中です。私たちが運航している船は一番小さいもので全長約100メートル。一番大きいもので約全長200メートル、約4万トンの貨物を運ぶことが可能です。これらの船を利用することで私たちはお客様である穀物メジャーや商社からお預かりする貨物を海を越え日夜地球の反対側で輸送しています。

同和ラインの運航する船隊は

カリブ海の水深の浅い港湾や荷役設備の少ない港でも多くの貨物を積んで入港できるように浅い喫水線、広い船幅を持った船体を整備し、また全船クレーンと荷役設備を搭載した新鋭船が揃っています。
これまで長年私たちはこの船隊と共に、カリブ海を主なマーケットとして地域のあらゆる荷主のご要望にお応えしてきました。
その間に蓄積したノウハウによって同和ラインは多くの米国、中南米の荷主から信頼を頂ける船社となり、カリブ海随一のバラ積み船隊を持つオペレーターとして北中南米を中心に確固たる地位を築いてきました。

カリブ海随一のバラ積み船隊持つオペレーターとして

主な取引先として米国南部に多数の輸出拠点を置く穀物メジャーのCargill社、LouisDreyfus社やADM社より数多くの航海を任され、アメリカ南部からカリブ海、南米各地へ多くの穀物を輸送しています。
また、ハイチで消費される米の大半やドミニカ共和国で使用される肥料やジャマイカ向け家畜用飼料の大部分も同和ラインの艦隊が海上輸送しています。
こうして私達同和ラインはカリブ海内、南米、ひいては大西洋、欧州を舞台に広く船隊を展開しており、ファンネルマークである赤にDはカリブ海内の荷主の間で知らない者はないというほどご愛顧いただいています。

先取りする環境規制

同和ラインは、近年加速する環境問題への世界的な対策の取り組みや排出ガス規制などを先取りする形で取り組んでいます。
船はその巨大さにより周りの環境に大きな影響を与えます。
特に船のバランスを取るために用いられるバラスト水に混入する海洋生物や船のエンジンが出す排気に含まれる温室効果ガス等は近年世界的な課題とされており、国際規制や関連する条約の締結などが行われています。
同和ラインではこうした問題に対して規制や条約に先んじて対応を行っています。バラスト水による海洋汚染への対応としては条約が締結される前からバラスト水処理装置の船隊への搭載を開始し、条約が発行する2017年には運航する全船に処理装置の搭載を完了しています。
エンジン排気ガスに含まれる温室効果ガスへの環境規制に対しても、規制に先んじて燃焼しても排出する窒素酸化物が極めて少ない新種の燃料の採用を始めており、現在では全船がこの燃料を使用しています。
このように同和ラインでは海運業界を取り巻く環境に対し率先して課題意識を持って早くから対応し、他社との差別化を図ることでこれをチャンスに競争力へと転換しています。

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